びぼうろく

北海道の人。適当にもっさりまったり書きます。さくら荘のましろが好きです。アニメとかパソコンとか

Linuxのセットアップ

いつもLinuxをセットアップするときに、何やってたか忘れるのでここに書いておく。
セットアップするデバイス毎の見出しから
作業を始めればいい感じになるようにまとめておきたい。
あと、OSのインストールは終わってる前提とする。
いい感じのタイミングで適宜再起動すること。

ラズパイゼロはここから

OSをインストールしたあと、そのままSDカードに変更を加える。

以下のサイトを参考にさせていただきました

1. sshの設定

マウントされている/bootディレクトリの直下に、sshというファイルを作成する。
これだけで、起動時からssh接続ができるようになるらしい。

2. 無線LANの設定

1のsshと同様に"wpa_supplicant.conf"ファイルを作成する。
ファイルに以下の内容を追加して、SSIDとパスワード(平文)を追加して終了。

パスワードを平文で追加するのどう考えてもおかしいと思ったら、
sudo raspi-configで設定できるのでここはスキップ。
COMMでssh接続する。

country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1

network={
    ssid="SSID"
    psk="暗号化キー"
}

3. USB OTG etherの設定

/bootディレクトリの直下にあるconfig.txtの一番下に

dtoverlay=dwc2

を追加する。

次に、commandline.txtの行の最後に

modules-load=dwc2,g_ether

を追加する。

これでPCからアンマウントして、ラズパイを起動する。

ラズパイ(Raspbian)はここから

ラズパイの初回起動で設定する。

以下のサイトを参考にさせていただきました。


Raspbianのデフォルトユーザは、パスワードも公開されていてやべーので
デフォルトユーザとパスワードを変更しておく。

Raspbianのpiユーザは色々とグループに入っていたりと、削除するには不都合が出そうで
なんとなーく不安なので削除はせず、ユーザ名とパスワードを変更して使用する。
rootユーザを使えば良いんだろうけどあまり使いたくないし。

1. Wi-Fiの設定をする

sudo raspi-config

2 Network OptionsN2 Wireless LANSSIDとパスワード入力する。

2. 一旦tempユーザを作る

//adduserでもいいんじゃないかな
//-M : ユーザディレクトリを作成しないオプション
sudo useradd -M temp
//-a : グループにユーザを追加するオプション
sudo gpasswd -a temp sudo
sudo passwd tmp
//一旦ログアウト
exit

3. 初期ユーザ名の変更

tempユーザでログインする。

//-l : ログイン名の変更オプション
sudo usermod -l 新ユーザ名 pi
//-d : ホームディレクトリ名の変更オプション
//-m : ホームディレクトリを新しい場所に移動するオプション
sudo usermod -d /home/新ユーザ名 -m 新ユーザ名
//-n : グループ名を変更するオプション
sudo groupmod -n 新グループ名 pi
//ログアウト
exit

4. tempユーザの削除

変更した初期ユーザで再ログインして、
tempユーザを削除して初期ユーザのパスワードを変更する。

sudo userdel temp
sudo passwd 新ユーザ名

5. rootユーザのロック

rootユーザはパスワード変更するまで無効らしいんですけど、
パスワード設定されるとログインできるようになってしまうのでロックしておく。
無意味かもしれないけど、いつも使ってるubuntuがデフォルトロックされているらしいので・・・

//-l : アカウントをロックするオプション
sudo passwd -l root

6. パスワード無しsudoの禁止

ユーザ名を変更してしまえば、パスワード無しでsudoができなくなっているらしい。
が、不安なのでパスワードなしsudoができる設定を削除しておく。

sudo rm /etc/sudoers.d/010_pi-nopasswd

7. [おまけ]ホスト名の変更

/etc/hostname/etc/hostsのraspberrypiを任意のものに書き換える。

タイミングが良ければ再起動しておく。

sudo shutdown -r now

8. raspi-configでOSの設定

ラズパイコンフィグを開く。

sudo raspi-config

f:id:gari30:20200811031339p:plain
raspi-configのScreenShot

  • Consoleログインの設定

3 Boot OptionsB1 Desktop/CLIB1 Console

  • Localeの設定

4 Localisation OptionsL1 Change Locale
en_US.UTF-8 UTF-8ja_JP.EUC-JP EUC-JPja_JP.UTF-8 UTF-8を有効にする

  • TimeZoneの設定

4 Localisation OptionsL2 Change Time Zone
AsiaTokyo

9. swapの無効化

ラズパイのmicroSDはswapが有効だと速攻で壊れるらしいので無効にしておく。

sudo swapoff --all
sudo systemctl stop dphys-swapfile
sudo systemctl disable dphys-swapfile

Linuxはここから

Linuxの初回起動で設定する。

以下のサイトを参考にさせていただきました。

1. sshの設定

ホストはwindowsteratermを使う。

1-1. 鍵の作成

teratermで鍵を作成する。
「設定(S) → SSH鍵生成(N)...」で鍵生成ウィンドウを開く。
鍵の種類: RSA(デフォルト)
ビット数: 2048(デフォルト)

「生成(G)」を選択して、鍵のパスフレーズを入力。
「公開鍵の保存(I)」して、「秘密鍵の保存(P)」する。

1-2. 鍵の転送

ラズパイでホームディレクトリに.sshディレクトリを作成しておく。

mkdir ~/.ssh

「ファイル(F) → SSH SCP...」でSCPウィンドウを開く。
From: 公開鍵のパス
To: ~/.ssh/
で設定して、「Send」

1-3. 公開鍵の設定

ラズパイでの作業。

.sshディレクトリのパーミッション設定して、
公開鍵ファイルに鍵を追加して、
公開鍵ファイルのパーミッションを設定する。
んで、要らなくなった公開鍵ファイル(id_rsa.pub)を削除

chmod 700 ~/.ssh
cat ~/.ssh/id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys
chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys
rm ~/.ssh/id_rsa.pub
1-4. sshd_configの変更

/etc/ssh/sshd_configをエディタで開いて編集する。

sudo vi /etc/ssh/sshd_config
  • パスワード認証の無効化

PasswordAuthentication yesPasswordAuthentication no

  • 空パスワードの無効化

PermitEmptyPasswords yesPermitEmptyPasswords no

  • rootユーザのログイン無効化

PermitRootLogin prohibit-passwordPermitRootLogin no

  • sshのport番号の変更

Port 22Port 任意のポート番号


sshdサービスの再起動

sudo systemctl restart sshd

2. パッケージの追加

とりあえずvimとgitをインストール

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install vim git 

デフォルトエディタをvimに設定

sudo update-alternatives --config editor

.gitconfig.vim.vimrcの取得


これくらいかな?
またなにかあれば追加する。